2015年 01月 16日
夢を語る青年取締役 |
先日、アトリエで、地元企業の青年取締役さんと、新規のプロジェクト
について協議を行う。
突然、連絡をいただいてから、今回で会うのはまだ三回目だ。
その話し合のなかで、あることで花が咲いた。
実は、もう何十年も岡山でやりたいと思っているメニューが僕にはある。
このメニューは、全国的には行われているのに、岡山ではほとんど進ま
ない。だから、歩いて楽しい街をあまり見かけない。
いいことだと分かっているが、成功体験を多くの人と共有できないから、
「あれを、見て下さい。」と実作を体験してもらうこともできない。
それがネックとなって、いい事例が生まれない。
ところがどっこい、青年取締役さんは、それをやりたいとおっしゃる。
新しいことを何かやろうとすると、ハードルが高くなる。新しければ
新しいほど、しかも工業製品のサンプルとちがって、建築設計は一品生
産なので、できてしまわないと結果が見えない。おいおい尻ごみになり
やすい。
ビジネスだから、上手くいかなければ責任も大きい。
「思いは一緒。貴方がやるっていうなら、全面的に協力しますよ。」
でも、そういう思いをこここで言う方は貴重です。
貴方につぶれてもらってはこまる。大事にしてほしい。
まずは、今あるプロジェクトをしっかりやりましょう。」
イケイケ型の僕なのに、なんか〜、ブレーキをかけるような話をしてし
まった。でも、そんな思いを共有できる青年役員が岡山に現れてきた。
嬉しい限りだ。
今回のプロジェクト、次につながるようにまずは成功させなくては!
by maruyama834
| 2015-01-16 11:49
| 制作現場