2014年 12月 12日
心が開放される場所 |
円山ステッチでやっている催しの「円山マルシェ」について、Facebook
にこんな感想を寄せてくれた方がいた。
ちょっとどころか、かなり僕のこころにズンと来たので、紹介します。
うれしいなあ!と僕は喜んでいます。
ここは、本当に心が解放される場所。
安全でおいしいものや素敵なものがあるだけでなく、そこに集う人たち が作り出す空気が優しいからだね。」 (香緒利さん)
今年の11月19日に開催したときのものです。この写真は彼女の投稿
からお借りしました。
言葉に関心がある僕は、彼女の書いた文面にしばし釘付けになった。
上の投稿文の気になるところを「」で囲んでみた。
「心が解放される場所」とは、
「安全」で「おいしい」ものや「素敵」なものがあるだけでなく、そこに「集う人」たちが「作り出す空気が優しい」からだね。
その「」で囲んだ言葉を抜き出すと、
「心が解放される場所」とは、
「安全」、「おいしい」、「素敵」、「集う人」、「作り出す空気が優 しい」
となっている。
ひとときのイベントがある場を作り出して、心がこんな風に感じる。
すると、心が開放されていくんだなあと読み取れます。
たぶん、これって彼女だけでなく、多くの方もそうなんだろうと思う。
それを、彼女は言葉にしてくれている。
僕は、アートや芸術、建築もそうだが、何かを創る人は、そのジャンル
を問わず、その根っこに人の心の開放を目指してやっているのだと思っ
ています。
便利だったり、快適だったりすることももちろん大事です。しかし、感
動だったり、発見だったり、といった心に届く思いを作品が喚起させて
くれることで、「よかった〜!」と、心は開放されるのでしょう。そし
て、過去からの開放です。まだ見ぬ何かを求めて新しさや新鮮さもそれ
に通じます。
円山ステッチは、そんな思いを根っこに据えて、妻と相談しながら歩ん
できて、来年で5年になります。
正直、そんな嬉しい言葉を聞かせていただけるのは、もっと先のことと
思っていました。
by maruyama834
| 2014-12-12 10:28
| 癒しの空間