2014年 11月 21日
ワイヤー吊りサイン |
この前までやっていた「となりのトットリ展」で準備したサイン。
板に文字を書くのではピンとこなかったので、こんなサインを試し
に作った。
主宰した佐野明子はもちろん来場者にも好評で、多くの方が写真を
撮ってくれたのが嬉しかった。
このサインのデザイン意図はお分かりいただけるだろうか。
見ての通り、文字だけを空中に浮かせたかったのです。
なんでって?
円山ステッチの周りの風景がサイン板の替わりなのです。
自然の景色に溶けて文字だけ浮かび、この地の魅力と展示会のワクワ
クさが伝わってくれたら、素敵だなあと考えたのです。
こんなサイン、デザインするのも作るのも初めての挑戦だった。
何の材料を使って文字を作るか、どう取り付けるか。糸は何の素材
がいいのか、糸のテンションはうまくかけられるか。などなど、や
や本気の設計モードになってしまった。
各部のディテールは、ほとんどアトリエで制作する建築模型の作り
方の延長で解決できた。
このサイン、改良点も見えてきた。
どこかでお施主さんに提案したい。
これは、来場者の方が撮ってくれた写真です。
by maruyama834
| 2014-11-21 19:31
| 円山工作